ユハク,YUHAKU,レザー,ファッション

多くの巡り会いからうまれた『YUHAKU』

 

『YUHAKU』の職人兼デザイナーである仲垣友博は、家紋描家であり金属加工職人の祖父と、大工の祖父という、クリエイティブが身近にある家庭に生を受ける。

幼少期からクリエイティブを身近に感じながら育った仲垣は、学生時代に絵画の勉強のため上京。
その後、浅草にある靴企画会社で企画・販売に従事しながらフィッティングやシューデザインを学び、プライベートではイタリアの靴職人のもとに通って製靴法を会得するなど、多くの人に出会い、多くの経験を積みました。
また、趣味のレザークラフトや手染めの研究に没頭するなど、両祖父から受け継いだ職人気質にも磨きをかけ、職人とアーティストの両面を持った仲垣によって、後の『YUHAKU』の原型が構築されていきました。

 

そして、2006年4月、ビスポークの靴、鞄、革小物、ベルトを製作する工房「ameno spazio (アメノスパッツィオ)」を開設。オンリーワンの革製品を追求する、仲垣の作品に共感する多くのお客様に出会い、その名前が口コミで次第に広がります。
そして3年後の2009年7月13日、現在の株式会社ユハクに改組し、ビスポークで鍛えた感性と技術を活かし、オーダーメイドのみならず、レディメイドで発信するレザーブランド『YUHAKU』をリリースするに至ります。

 

 

 

 

 

職人+アーティストである『YUHAKU』のビジョン

 

『YUHAKU』は、代表である '仲垣友博'の名前から、'友博'を音読みに変化させた呼び名'ユウハク'、それをアルファベットに置き換えた『YUHAKU(ユハク)』から名付けられました。

これは、仲垣自身が絵を描く際に用いた雅号でもあり、技術を伝える職人としてだけでなく、アーティストとしての側面も併せ持つことを表します。
株式会社ユハクは、仲垣の作り上げた独創的な作品と、それらを作り上げる職人の技によって、多くのお客様に、永く所有して頂ける、唯一無二の作品を提供し続けることが最大のビジョンと考えています。

 

 

 

 

 

『YUHAKU』最大の特徴は、自ら考案した染色技術

 

仲垣本人が長期にわたり取り組んでいた絵画制作。その中で培った絵画技法を基に研究を重ね生まれたのがYUHAKUの染色技術です。特に靴のアッパー部分の絵画的な仕上げにはその技術の粋が尽くされています。

複数の色を手作業で染め重ねる技法は、「イタリアの高級ドレスシューズと同じ」とお思いの方もいるかもしれませんが、『YUHAKU』の製品と、イタリアの高級靴の違いは、『YUHAKU』が色付けを100%染料で行っている点です。異なる系統の色を複数使って染め重ねると、色が滲み合ってトーンが沈み、結果、思わぬ黒ずんだ色合いになってしまいます。よって、通常イタリア靴の場合、こうした仕上げは油彩絵の具のようなクリームで行っています。一方『YUHAKU』は、クリームによる仕上げではなく液体染料を使います。仕上がりの色を先読みしながら一足あたり4色?8色の染料を駆使し、透明感あふれる絵画的な表情に仕上げていくのです。(※液体染料は革の銀面層深くまで浸透するので、退色しにくく、クリームのようにヒビ割れを起こすこともありません。)
染料は透明感があり顔料のように革の表面を覆い隠すことがないので、革が持つ本来の表情が美しく浮かび上がります。また、光が透過するため使い込むにつれ革自身の色の味わいがまし、経年変化を楽しむことができます。

 

 

 

 

 

 

国内外から高く評価され始めた『YUHAKU』

 

独自に開発した色留め技術は、コーティングするという今までの色留めの概念を覆し、革に浸透させて革の中から色落ちを防ぎ、同時に革を保護するものとなっております。これにより手染めにも関わらず、染色堅牢度の高い商品を生み出しており、それが、多くのお客様にとって『YUHAKU』の製品を長く愛用し、リピートしていただく理由の一つとなっております。(※天然皮革の為、全く色落ちのしないものではございません。)

 

また、『YUHAKU』は独自の染色技術をヨーロッパの展示会で発表し、アウェイともいえる環境でありながら、海外のバイヤーから、この画期的な染色方法に高評価を得て、実際に海外セレクター方からのオファーを頂くまでに成長しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『YUHAKU』の選ぶことへのこだわり

 

靴のフォルムは、日本人の足形に合うように設計を試み、アメリカのスポーツ整形学に基づき、それをアレンジして生み出しました。自らの手で染めた靴を、あらゆるシチェエーションで、いっぱい履いてもらいたい。見た目も履き心地も気に入ってもらいたい。 そんな願いを込めて、靴作りの基準を選定しています。

靴に限らず鞄・小物全般に言えることですが、革の選定も単に高級レザーを用いるのではなく、染色との相性を考えて選定しています。『YUHAKU』で取り扱っている革素材は8割以上がイタリアのタンナー(革鞣しの職人)の、伝統的な職人技術により植物性タンニン鞣しを施したものです。また、仕上げる製品の特性をふまえて、製品にあった革を選定しています。

 

 

 

 

 

レザーグッズ 専門店 情報

YUHAKU アーティストけ兼職人の仲垣氏が作り出す作品は何年もかけて身に付けた染色技術が存分にいかされた唯一無二の作品になります。
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